蜜蜂と遠雷

  • 2017.11.25 Saturday
  • 08:27

ずっと本は読んでるけれど

年々読む量も減ってきて

没頭する時間も減ってきて

自分の体力気力の衰えを痛感

 

久しぶりに恩田陸

 

初めて恩田陸作品を読んだときに

物語の中に完全に引き込まれて

かなりの間現実の中にまで

物語の世界が侵食してきてしまって

自分が定かでなかった

 

今回読んだ『蜜蜂と遠雷』は

直木賞、本屋大賞と

パブリックで大きな賞を受賞している

物語はピアニストの世界的なコンクールを

予選から本選までのコンテスタントの

それぞれを描いていってる

 

クラシックの曲をきちんと知らないので

もっと深く入り込むなら

曲も聴きながらだとは思うけれど

丹念に表現されているので

自分個人的なイメージを描きながら読まなくては嫌だ

と思わないなら問題なく

濃密なイメージを頭の中に描きながら読める

 

ぐいぐいと読み進め中に入って

クタクタになりながらも

最後まで読みきった時は

気持ちの良い疲れと満足感だった

 

私ごときには

一線を超えた

高みの景色を見ることも感じることも

できないのだろうけれど

自分がやってきていることを

続けてみたいという気持ちが

まだ薄く中にあるという事も感じた

きっと家族にとっては

くだらないし足かせに思われているけれど

 

本を読むペースも落ちてきて

時々読むことをやめようかと思っていたけど

今回この本を読んで

引き込まれるこの感覚を

また味わえるなら

もう少しの間は読みたいと思った

 

本から、物語からもらえるものは

どれだけ年を取ってもあるものだと思う

 

 

 

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