いつも私の中では微妙な感覚に触れる作家のひとり
人との関係と自分自身との関係と
命との関係。。。
今まで読んだ何作かと違って
私自身が考えるのをやんわり拒否している感じ
最後まで読んでも
気持ちがすくわれない気分のままでした
実際にこういう感じで生きている事が
今の世の中にもあるのかなあ。。。
自分の思う事見ている事は全てではないし
自分の見て感じている事と
同じ物を見て感じている事が
他の全ての人とは一緒になる事はないだろうし
もう一度読んで
文章の中に入り込んで行けたら
また違う感じ方するのだろうな
今回は読んで疲れました
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