幽霊屋敷が舞台の物語
短編でこの屋敷にかかわった人、幽霊になった人
それぞれの視点、時間から
あと少し、あと少しと
結末に近づいていきます
最後の短編章は出版にあたって追加されたようです
それまでの流れに対してというだけなら
無くてもいい感じもしました
でも私にとっては別の意味でポイント高かった
何十年来見続けている
そして見過ぎて現実に近づくくらい
輪郭がはっきりしてきている夢
それと同じ夢がほんの十数行ですが書かれていて
すーっと寒く
それでいてそこまで同じなら
私のこの疲弊し続けてきている感じが
わかってもらえるという安堵感
のままふーっと午睡に入りました
その時に私がもうずいぶん人間じゃなくなっているんだよ
と何かに話しかけられている
私の身体の中への声も。。。
目覚めて相方に本のその部分を開いてみせましたが
返事はなんだか微妙でした(苦笑
きっとこの小説は私の無意識のツボに
ぴたっとハマったんでしょう
読んでいてものすごくおもしろいと
ハマっていた感じは無かったのですが。。。